The Viewのインタビュー動画
全世界を危険にさらした核軍拡競争を描いた超大作『オッペンハイマー』で3度目のアカデミー賞ノミネートを果たしたばかりのロバート・ダウニーJr.です。ですが、スクリーンの外では、新著”Cool food, erasing your carbon footprint one bite at a time”の共同著者として地球を救う手助けをしています。マルチな才能を持つ、マルチで素晴らしいロバート・ダウニーJr.をお迎えします。 会えて本当に嬉しいわ。アカデミー賞ノミネートもおめでとうございます。
ロバート「ありがとう。このニュースを皆さんと一緒に伝えることができて、本当にうれしいよ」
素晴らしいわ。私は『オッペンハイマー』が大好きなんです。ルイス・ストローズ提督を演じたあなたの演技は素晴らしかったです。あなたがノミネートされたことにまったく驚かなかったのですが、最初にノミネートの知らせを聞いたときの気持ちを教えていただけますか？
ロバート「階下へ下りて、ちょっと不機嫌な猫モンゴメリーの横を通り過ぎ、朝の瞑想を終えたスーザンを見ていたんだけど、彼女は何も言わなかった。だからキッチンに行ったんだ。コーヒーを飲んでから話そうとしたんだと思う」
それは素晴らしいですね。さて、あなたが演じる役ですが、彼は実在した原子力委員会の委員長で、オッペンハイマーの政治的宿敵でした。あなたはこの役を演じる前に、オッペンハイマーの物語をよくご存知だったとおっしゃいましたね。それで彼に感情移入できたのですか？彼は難しい人物ですからね。
ロバート「あぁ、たくさんね。それに、僕らの天才脚本家であるクリス・ノーラン監督が、『アマデウス』をリメイクするようなもので、僕がサリエリを演じるんだと言っていたのも助けになったんだ」
すごい。『オッペンハイマー』は、あなたがこれまで出演した中で最高の映画だと言っていましたね。本当に素晴らしいです。クリストファー・ノーラン監督は、彼のセットを少し違ったものにするような、ある種の癖があることで知られています。それについて教えてもらえますか？
ロバート「もちろん。僕が憧れ、大切にしているマーベルの世界から出てきたけど、（ノーランの現場は）決まった椅子がなく、クラフトサービスもあまりなく、トイレ休憩も非常に少なかった。素晴らしく無作法な目覚めだったよ」
驚いたわ。この映画には素晴らしいキャストが揃っています。あなたは彼らを『オッペンホミーズ』と呼んでいるわね。キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモンなど。さて、あなたたちはメールのやり取りをしているそうですね。最後にメールした内容は何ですか？
ロバート「今朝は、明らかに13部門のノミネートをとてもうれしく思ったよ。でも、これが、エミリー・ブラントのオスカー初ノミネートだとは信じられなかった。ただただ信じられなかったよ。だから思うんだけど、繰り返しになるけど、僕らはみんなただの家族なんだ。彼女は子供たちを学校に送りに行って、クラシンスキーは電話をしていて、他の親から彼女を引き離して知らせたんだと思う。それは本当に大事なことなんだ。撮影中は本当に仲良くなったし、プロモーションもうまくいったと思う。もちろん、ストライキがあったから、完全な経験はできなかったけど。でも、映画が戻ってきたようだった。なんだかいつも通りのような気がする。だから僕たちはただ、お祝いができることを喜んでいるんだ」
あらためておめでとうございます。ゴールデングローブ賞と批評家協会賞で助演男優賞を受賞したあなたは、批評家たちから受けた最悪の評価を引用しながら、陽気なスピーチを行った。クリップがありますので、ご覧ください。
（CCAのスピーチが流れる）
聞きたいことがあるんです。自分自身をコケ落とすというアイデアはどうやって思いついたのですか？そして、もしオスカーを受賞したら、どうやってそれを上回るつもりですか？
ロバート「そうだね。最悪の評価と自分の名前をググることほど面白いことはないよ。文字通り、選びきれないほどの名言があった。この業界は復活したような気がする。今年は映画界にとって素晴らしい年だった。だから、僕はただ楽しもうとしているんだ。ロバート・ダウニーJr.ほど楽しんでいる人はいない、という記事もあった。プレッシャーをかける気かって感じさ。嫌なことがあったら？でも、今朝こうして皆さんとご一緒できて、この瞬間を共有できて、本当に幸せなんだ。そして、2つ目のテーマは、皆さんもよくやっているように、プラットフォームを使うことで、重要なことに注目を集めることができるということ。僕たちはそのことに感謝しているよ」
もちろんです。とてもいいですね。とても興奮しています。では、少し思い出を振り返ってみましょう。あなたは30年前、サイレント映画の象徴的スター、チャーリー・チャップリンを演じた『チャーリー』で初めてアカデミー賞にノミネートされました。あなたの役はとても素晴らしかったのですが、最終的に『女の香り』のアル・パチーノに敗れてしまいました。今となっては、あの年の受賞はあなたにとって最悪の結果だったでしょうね。
ロバート「ええと、僕は若くてクレイジーだったから、自分が正しい道を歩んでいるという印象を与えてしまうことになるからね。ウーピーは覚えているだろうな」
ウーピー「そういえば、私たちはあの時で一緒だったわね」
それについて聞きたいんです。あなたとウーピーは1991年に『ソープ・ディッシュ』で共演しましたね。その時の映像もあります。見てください。
（『ソープ・ディシュ』のシーンが流れる）
ウーピーとの仕事の思い出は？いい人になってね。
ロバート「この映像で証明されているように、彼女は歴代の名シーンパートナーの一人だと記憶しているよ。コメディを地に足をつけて演じるということをたくさん学んだんだ。それと、彼女と僕とアンソニー・マイケル・ホールの3人でボルボに乗ってニューヨークを転々としていたという曖昧な記憶もある。ほんの少し大麻が絡んでいたかどうかは言うつもりはない。ただ、素晴らしい夜だったということだよ」
ウーピー「かなり可能ね。かなり可能性があるわ」
即興でやったのですか？
ウーピー「何度かやったから、そういうこともあるんだけど、でもね、自分と同じように愚かな人ほど、一緒に何かをするのに適した人はいないのよ。だから私たちは、あの映画は偉大な映画のひとつなの。とにかく私にとってはそう思うわ。悪い時間ではなかったし、みんな一緒にいて、奇妙で、ただ変なグループで、楽しい時間を過ごしたの。みんながどう言おうと気にしなかった。彼らは映画を愛していなかった。人々はこの映画を好きではなかったようだけど、今では神話的なカルト的地位を獲得している。長く待てば、どんなものでも素晴らしいのよ」。
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