ロバート・ダウニー・Jr.が植物性ベーコンの新興企業に出資

Robert Downey Jr. Invests in Plant-Based Bacon Startup

代替タンパク質で起業したAtlast Foodが4,000万ドルを調達

Atlast社の主成分はキノコの根っこの一種である菌糸体


RDJ率いるファンドを含む投資家から、本物のベーコンのようにジューシーで美味しいベーコンの資金調達。
代替タンパク質の新興企業であるAtlast Food Co.は、Viking Global Investors LP、40 North、RDJのFootprint Coalition Venturesなどの投資家から4,000万ドルを調達した。この資金は、Atlast社の製品の主要成分であるマッシュルームの根の一種である空中菌糸体の世界最大の農場を建設するために使用される。
同社は、ステーキやベーコンのような、いわゆるホールカットの食感や風味を再現した植物性代替肉の開発を目指している新興企業のひとつだ。2035年までに2,900億ドルに達すると予測される市場に参入しようとする代替タンパク質生産者にとって、カラメルのような焦げ目と柔らかでジューシーな中心部を再現することは、最も困難な課題のひとつだ。
Atlast社の最高経営責任者であるEben Bayer氏は、インタビューで次のように述べている。
「我々は完全にベジタリアンにならない人たちに、ベーコンよりもこちらを選んでもらおうとしています。『地球に優しい 』だけではダメなんです。Atlast社のMyEatsは、ベーコンのように見え、ベーコンのように炒め、ベーコンのようにカリカリになり、ベーコンのように口の中でカリカリになり、ベーコンのような味がすると思っています」
代替タンパク質製品の原材料リストは長いが、MyBaconの原材料は、菌糸体、ココナッツオイル、サトウキビ糖、海塩、スモークフレーバー、着色料のビートジュースの6種類のみだ。
11月にMyEatsでの販売を開始したAtlast社は、このベーコンを商業規模で供給するために大手ブランドと協力していると述べている。また、ヨーロッパやアジアなどの新しい市場にも進出していきたいと同氏は語っている。

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