Off Camera 200

Off Cameraのデジタル版に掲載されている対談を取り急ぎ訳してみました。


会話を文字起こししているもので、ロバートの言い回しが若干分かりにくい所があり、微妙な訳がありますので、ご了承ください。
(実際の動画を見て、ニュアンスが異なっていたら、手直しします)

S:やあ、ロバート
R:やあ。
S:戻ってきてくれて嬉しいよ。
R:ありがとう、ダーリン。信じられないよ。
S:そうだ。6年だ。
R:始めたくないな。だって、終わらせたくないから(笑)僕らがこれを始めたんだ。
S:そうだね。この番組をしていることを個人的に感謝する。開始当時は想像もできなかったが、今回が200回目のエピソードだ。皆知らないだろうけど、最初はTV番組でさえなかった。ウェブに載せてただけだ。
R:あぁ、いいアイデアだった。
S:君に電話したら「決めた、やるよ」って。広報もなし。エージェントもなし。ただ「いいよ」って。だから君に感謝したい。というのも君は番組を正当化してくれたし、ゲストのタイプの基準を設定してくれた。そんなわけで、君のキャリアの中で君を正当化したり、君はどうあるべきか話した人はいた?
R:そうだな。僕は支離滅裂なんだ。オリバー・ストーンと「ナチュラル・ボーン・キラーズ」という映画を撮影したんだけど、僕は彼に心酔したんだ。彼は自分のキャリアの中で、本当に面白い部分にいたんだ。つまり、彼は暫くの間、ライナーを見逃してなかったし、メディアやそのようなものにこの声明をしてたんだ。だから僕は、彼が嫌いなものの一面を演じているように感じたんだ。 だけど、彼に近づいて、彼によってコトを動かされた。それ以来、実際にやったことはないんだけど、アクセントを彼に近づけたんだ。で、「オリバー、このシーンでアイデアがあるんだ。おもしろくなると思うよ」って。彼は本物の娯楽のレベルで僕に時間を取ってくれた。「あぁ、この役に対して、僕のヴィジョンには君のアイディエーションと関与が含まれてるよ」って、誰かがそう言っているように感じたのは初めてだった。非常に大規模だった。もしちょっとだけ戻るなら、リチャード・アッテンボローとも素晴らしい見習いをしたんだ。ところが一方、彼はより保守的だった。彼は僕と毎秒一緒にいた。「チャーリー」の撮影が開始した時のことを覚えてるんだけど、僕はとっても熱くなっててね、彼のところに行って、脚本を書き直したと言ったんだ。僕らは、チャップリンの伝記を僕のヴァージョンで撮るべきだってね。彼もとても熱くなったよ。憤慨したよ、当然のことだけど。
S:君の作戦は何だったの?
R:作戦は僕が真実を理解していたこと。僕は20代半ばで、本当に狂ってたのは重要じゃないんだ。僕にはいくつか才能があってね、みんな膝を付く必要があった。僕は経験ゼロのジャンルの映画で正しくどうするべきか彼らに見せるつもりだったんだ。で、僕は彼とは得られなかったけど、他の物は全部手に入れたよ。それに、本当に正当化されていたのは、まず第一に、ただキャストであることだった。たまに誰かが君のためにできる最善のことは仕事を与えることだ。僕らの生活の大部分は、年齢や立場やその他のことを気にせずに、つまりコーラスラインだ。(歌う)「神様、この仕事が取れますように」(※「コーラスライン」というミュージカルの”I hope I get it”という曲の歌詞に”God, I hope I get it.”と出てくるので、その引用かと)一度ちょっと混乱したら、その後で違う種類のバリデーションを探すんだ。僕にとって、君と僕がしばらく持っていたものだ。人々はおそらく知らないと思うけど、僕らはメディアに関係なく一緒に働くことを楽しんでいるんだ。そして僕らは僕ら自身の経験に基づいたジレンマについて少し話し合うんだ。だから、これはバックアップを見せて確認する自然な派生物なんだ。「よし、君が考えていることって何?それに基づいて進めよう」とみんなに言ってもらうのは妥当なんだ。
S:その通り。僕は監督がプロセスとクリエイティブなアイデアにみんなを参加させる自信があると、物事というものは素晴らしいものになると思うんだ。
R:そう。僕にとって、君が正気かどうか明確に示してるんだ。君が精神的に健全なら、君は君自身のためのスペースを十分持っているし、ベン図に入ることがまだできる。そこで君は誰かと一緒に第3のものになるし、いかしたことが起こるんだ。僕はエンターテイメントで最も下品なことはビジネスが縄張り争いであることだと思うんだ。僕の身分は、君と僕は交流する必要はない、もしくは君が言うようにする必要はない、あるいはさらに悪いことに君はそうする必要があるということを意味する沢山のエネルギッシュな仮定なんだ。
S:「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のオリバー・ストーンと、「チャーリー」のリチャード・アッテンボローという2つの例から、何がはっきりした?
R:オリバー・ストーンは、彼自身が少しばかり島なんだ。つまり彼はいつも全てのことにヴィジョンを持ってる。彼は俳優が大好きなんだ。だけど彼はその部門には興味も能力もないから、他の人のエネルギーを融合してそれを彼のヴィジョンに当てはめようとする。アッテンボローは俳優だったし、何よりも 王立演劇アカデミーに行ったように応じたと思う。僕は彼と一緒に仕事を終えるまで、文字通り全ての教育を受けたんだ。それも長期間。というのも、映画の資金調達が中断し続けてたからね。
S:リハーサルや準備はたくさんあった?
R:あぁ。「ダーリン、ごめんよ。追加で800万ドル受け取れるか待ってるんだ」というようにね。で、僕は「素晴らしい。僕はピッツバーグ大学に行くよ。専門家がいるからね」というように。頻繁に遅れることは僕にとって素晴らしいことであり、贈り物だった。というのも、やらねばならない宿題があったからね。僕は技能を極めまくった誰かとインターフェイスしなければならなかったからね。
S:君はアッテンボローと彼のキャリアを十分理解していた?
R:僕が台本を書き換えたと彼に話したことだけじゃ不十分かい?(笑)少し現実を変えて加減しよう。彼の愛情こもった寛容のコードは並外れたものだったさ。

S:あぁ。若者の傲慢故だよね?「脚本を書きなおすのに必要なものは全て揃ってる」と考えるようになるんだ。
R:あぁ。僕らは僕の脚本を撃たなければならないな。録音にために言うけど、僕らは僕の脚本を撃たなければならない。(笑)これも奇妙なことさ。君が気付くか分からないけど。「チャーリー」は人生の半分前だけど、それでも僕は現物を見ずに、全く同じ確信をまだ持ってる。僕はウィリアム・ゴールドマン(「チャーリー」の脚本家)の脚本と僕の脚本を並べて比べることはしない。当時は、「ビル・ゴールドマンは猛獣狩りをしてる。だけど、いくつかのぺージでファックスをすることになるぞ」というように。で僕は「僕はビル・ゴールドマンのページを見る必要はない。僕はそこにいる。僕はクソチャップリンだ、ディッキー」って。で、彼が「分かった。よし、とにかく、我々はそれをみるべきだ」ってね。
S:(笑)おもしろい、だろ?君は物事を良くしようとするなら、ある程度信頼がないといけないと思うよ。自分が感じる方向に一生懸命向かわなければならない。もちろん、今は君は脚本を書き換えたければ言える立場にいると思う。彼らは言うだろうね。「もちろん。君のを見てみよう」って。だろ?」
R:聞いて、その質問に答えるよ。でも、今重要なのは僕が君を身体的に反映しているってことを君が知っているということさ(サムの座っている姿勢を指差して)。ところで、意識していたかどうかは分からないよ。クソ…今僕は自分のリズムを失ったよ。僕にとって人生の多くは、サルは見たものをまねすることさ。それが発展中であるかどうか、または非常にストレスの多い状況に君がいるかどうか。今のように、君が僕らのバイオメトリクスのどちらかを取った場合、僕らは本当に甘いゾーンに入るだろうね。だって僕らはお互いに愛情を持ってるから。僕らは一緒にクリエイティブなことをすることでも、安らぎを生み出したんだ。僕らはいつも結果が好きだけど、それ以上にプロセスが好きだ。プロセスにおいて新しいぎりーぷの人々と関わる時はいつでも、新しい学校に行くようなものだ。
S:そうそう。
R:で、僕の性格の例えどの部分が設定されていたとしても、クリエイティブな手段において役立つには十分破壊されていた。でも、僕は敵に対して望まない自暴自棄から生まれた職業倫理もあるんだ。それは僕がただ支度をていたことだけ。どのようにスライスしても、僕が学んで、協力して、間違いを犯して、マイケル・アプテッドやジョン・フューズがどのように動くかということに気付いたら、僕は行くんだ。「まぁ、僕はそれが好きなんだ。それができるようになればいい気分になるだろうね」って。
S:あぁ。君はセットに入る時、「僕は自分がそれくらいフィットしているか見れない。限界に挑んで、どこまで持っていくことが出来る?」と(考えながら)行くの?
R:いつも違うよ。家族間ではそれを「虹色リセットボタン」って呼んでる。「自分の仮定が何であれ、快適であろうとなかろうと、初心者の心で取り組むことができるか?オープンになれるか?」と言うようにね。本当に難しいんだ。誰かがよりストレスが溜まっている程、彼らは自分自身を落ち着かせてフィットしようとするために世界観をより多く持ってるんだ。でも僕は、「オープンになれるか?」ということは、
自分自身に問い続ける必要があると感じる、たった一つの疑問なんだ。何故なら、僕は空気を読んで「他の誰かにストレスをかけずに上手くいけばどこかに着地することになる、集約的で面倒なジレンマの一部になる必要があるんだ。何故なら僕は何をすべきか知っているからね」って。他の時は、「分かった。僕はこの物語についての議論が効果的になるような場所に進めなくてはならない」って。それは暗示を通して行えるんだ。皮肉は暫くの間、僕のために働いてくれた。だけどすぐに燃え尽きちゃうんだ。結局のところ、問題は「実際に一緒に有効なことをやろうとしている、他の気の利いた人間と、実際に繋がるのにどれくらい十分静かにできるか」ってことだと思うよ。
S:君はそういう状況に向かって歩いている時、まだそういう不安を乗り越えるの?達成したことに伴う期待のために、今、前よりも更に(そういう不安は)大きくなっている?
R:どちらかといえば、僕が達成したのは継続性だよ。これは武装した盗賊のようなもので、セットを歩く時は、精力的にもしくは技術的に、物事はかなり疲れ切っていると思うよ。怒れるティーンエイジャーではなくて、失敗する言い訳を自分に与えているんだけど、ぼくのせいではなくて、「よし、で、これは武装した盗賊だ。金の延べ棒は決してやってこないんだ。決してね」ってね。それで、どのように発生するかに応じて、どのようにフィットし、それに適応して、そして溶け込むか?夢中だよ。時には、クリエイティブな決定の大半を行う人々の小さなグループが、最善か最悪かのどちらかになることもある。もちろん、この究極の最高の例は、マーベルと契約を結んだジョン・ファブローだ。僕は彼と関わった瞬間から、僕は僕より若いお兄さんであり、師匠のように思ってる。で、僕らは二人とも、同じ週末に映画が公開したんだけど、大失敗したんだ。彼のは「ザスーラ」、僕のは「キス・キス・バン・バン」さ。
S:二人とも同時に天罰を受けたんだ。
R:そう。それでも、全てが僕をこの瞬間に導いたんだ。それは彼が僕に持っていた信念だったし、プロジェクト全体に何度も何度も掛けるのに十分なロープを僕に与えてくれたんだ。まもなく、それがジョンが行なっていたパートナーシップだと僕は気付いたんだ。で、「僕は、君を怒り狂わせることなく暗黙のうちに君を信用するなら、何が起こるか見るつもりだ。君は大抵のものより少し大きめの砂場が必要だと僕は知ってる。けど、君はまだ砂場が必要だ。砂場とは何かを定義して思い出させていくから」ってさ。そしてこれが人間関係における相乗効果のパワーさ。映画の製作中にその相乗効果が起これば、素晴らしい映画になるんだ。物語の結末さ。

S:脚本とパートナーシップが生まれた時、君はそれがどうなるか知ってたの?
R:あぁ。全人類に向かって話す度に「僕はカリフォルニアに出かけるつもり。そして自分の道を進むつもりだ。君は僕と一緒に来るべき。だって、僕はNYで皿洗いとして受け入れられたわけでも、地域の劇団をやっているんじゃないんだ。僕にはプランがある」って。で、僕の振る舞いから、僕が今までそんな楽観的なことを言ったことがあるという事実を信じるだろ。だけど振り返ってみると、特にここ数年でみんな僕に言うんだ。「君はこれが起こるって言った。君は最初のマーベルの映画が何十もの映画やキャラクターに繋がると言った」って。僕はただ、最良のシナリオをリピートするのが好きなんだ。で、それが少しばかり常に起こっているんだ。
Q:最初のアイアンマンの映画について少し教えて。あのキャラクターがとっても忘られないくらい魅力的だと僕が感じる理由の一つが、君が忘れられないくらい魅力的だからなんだ。君と同じ部屋にいるだけで、刺激的で奇妙でおかしくて機知に富んでて…そんなエネルギーが加わるんだよ。
R:あぁ、ちょっとした謎のようなものだよ。
S:最初に脚本を読んだ時、どうだった?
R:ゴミだとおそらく思ったよ。(笑)分からない。スクリーンテストを覚えてるけど、少しばかり直球で演じたよ。面白いセリフは多くはなかった。そういうパートを入れたいって僕の身体の半分はおそらく望んでいるようだった。だから、映画を製作するにあたり、僕とジョン、そして(ケヴィン)ファーギの感性に実際にあるトーンを見つけたんだ。グウィネス・パルトロウが入ってきて、「まあ!テストステロン祭ね!トゥルーノースが何か話さない?これらの真の関係性って何?」と言うんだ。で、ジョンは「そうそう。みんな手を止めて彼女の話を聞こう」ってね。トーキングスティックを渡して、良いコミュニティみたいにお互いに従うことで、僕らはここに寄せ集められているんだという、この素晴らしい感覚が僕ら一人一人にあったんだ。心遣いのちょっとした瞬間と寛容さの融合で、突然このキャラクターが記憶に残るものになったんだ。振り返ってみると、「僕はどうやったか分からない。その日上機嫌だったとは思えない。本当に疲れていたと思う。髪型はおかしかったと思う」ってね。それでも、映画の素晴らしいところは、視聴者としてそれを全て忘れているということだ。
Q:そうだね。で「アイアンマン」の前、つまり、「キス・キス・バン・バン」直後だけど、君は少し自信を失っているように感じた?
R:いや。僕の自信は数年前に失われていたからね。偶然に起こったことがいくつかあったんだ…「キス・キス・バン・バン」に「ゾディアック」、それからそれに繋がる映画がいくつか…。
S:その時のあなたの考え方って?
R:妻と僕はそれを「グラインド・モンキー」って呼んでる。君はただそこにいるだけ。生きて、食べて、寝て、息をしてる。なすがままになっていることとそれに集中しているというアンバランスさを正当化するには十分に若いんだ。で、同時に強烈な一打を持ってるんだ。だって「あぁ、僕のクリエイティブな人生において臨んでいたことだ」って感じるからね。
S:リハビリのように感じた?
R:あぁ、そうだ。おいおい、僕は長年明らかにやらかしていたし、ある種の興味を失ったんだ。
Q:「チャーリー」の撮影中、君たちは大体一緒だったの?(=そういう状態だったの?)
R:大体一緒にいたことはない。
Q:(笑)本当に?
R:いいや。
Q:じゃあ、「チャーリー」の撮影中でさえ、君は危険と隣り合わせだったんだ。
R:前の晩からマッシュルームでアガっている間に、老人用の義足のシーンをスイスのヴェヴェイで撮影する以外に何もないだろ。今、僕は初心者には薦めないよ。でも、また、違う時間、違う場所、違う自分。このことは、僕が今までに受けとった超イかした手紙について考えるんだ。何処にいたかは言えないけど…刑務所だ。僕はその手紙をジョディー・フォスターからもらった。「チャーリー」の公開から数年後の年で、彼女はチャップリンの人生がどれほど(僕の問題に)関連があるか書いていた。精密で、献身的で、彼が生きていた時代に彼がそうあり続けるためにしなければならなかったこと。彼はそんな革新者であり天才だった。君はチャーリー・チャップリンが天才だったって信じられないだろ。彼は映画の中で哀愁を生み出したという人もいる。それってちょっとしたことだよ。でもジョディ―は基本的には僕に思い出させてくれることが書いてあった。チャップリンのように、僕はどのような人格が敵対的な環境の中で保護されるかという合図を経験してたんだ。それは赤狩りの新ヴァージョンだったし、背を向けている大衆だったし、永遠に罰している自分の気質だった。
S:彼もそういうことを全部経験しているよね。
R:彼自身のやり方でね、確かに。で、それを覚えているということは全く別のことだった。撮影という経験を通してレッスンを受けているんだけど、この場合は伝記なんだ。つまり、全て良いことだけど、欠点、落とし穴、避けるべきこともいくつかある。だけどそういうことは無視してやみくもに進むんだ。僕にとって、セットを歩く時の最善のシナリオはAであり、うまくいけば、それは愉快で楽しいんだ。で、Bはもっともっと重要で、うまくいけば、僕は遊べるという特権で人間の経験というものに対する僕の理解を深めているんだ。そういうことは滅多にないけど、そういう瞬間の後の僕の人生経験は教訓を反映すべきだということなんだ。
S:まぁ、理想的にはその時点で君は20代であるべきだったね。
R:君の言う通り。30代後半で、やっと物事が僕に追いつき始めたんだ。学ぶことができるようになって、「坊主、間違いを繰り返すな」という僕の父の言葉を実行したんだ。新たな間違いを起こしたら、それは全く違う球技なんだよ。
S:そうだね。君が厳しい瞬間を乗り越えるのを助けてくれた人や、指標になってくれたような人は?
R:刑務所の指導者のような?
S:あぁ。
R:考えてみるよ…フィゲロア・スリムはとってもインパクトのある人だと思うよ。
S:なんで?
R:彼はとても面白かったし、今でも僕は彼を引き合いに出してるよ。

S:何のために?
R:彼がいなかったらってこと?彼はポン引きだったけど、良い人間ではなかった。良いポン引きというのがあるっていうことじゃないよ。彼は絶えず逮捕されていた。けど、僕が彼のことが大好きだったのは、彼が男性とそういうことの姿を映し出していたってことだ。「やられた」それは常に社会というものが、何が何でも、人間のインタラクションの最小公分母に君を引きずり戻そうということに関係していたんだ。それでも彼は素晴らしかったよ。
S:じゃぁ、君はこの男と彼が世界を見た方法を知るようになったんだ。で、それは君自身の考え方の欠点をいくつか露呈させたんだね。
R:そう。で僕は、罠にかかったネズミだと偽ってるスペースにいると理解している時は、今でも彼の世界観を多く使ってるよ。本当に起こっていることを学ぶべきレッスンがある時は便利だから、だろ?
S:そうだね。君の手腕の中にパワーを見出すことは、最大のステージで君が愛すべきことをしていること、そして君の過ちを全て消し去るポイントに到達すること…。
R:脳疾患はおそらくそうするのにいい方法だね。
S:そうだね。
R:ところで、僕は最近僕の昔のマグショットを見つけたんだ。僕の瞳にはちょっと悲哀があったんだ。川に送られるようなものは何もないけど、僕は大丈夫だった。フィゲロア・スリムが言うようにさ、「やられた、やられた。だって捕まえられるためにそこにいたんだ。で俺は正しいことをしてなかった」。これが人生さ。人間関係において起こりうること。反対車線にいる他人の車と停止信号で起こるかもしれない。席のことは分からないさ。
S:君の愛すべき手腕をどうやったら十分発揮できるか、それと同時に、危うくなるような振る舞いで魅了しているか考えるのは面白いよね。折り合いを付けようとしたことはある?
R:どうかな。とってもセクシーだろ?君は理解した方がいいよ、誰もが少しはイカれてるだろ?
S:ホント。
R:君が大嫌いで説明をするのがめちゃくちゃ難しいと思うことをする人間もいる。そういうぶっ飛んだ奴らは、更生施設で終わるんだったら、成功からは程遠い奴なんだ。で、みんな、そいつらがどうしてそうなったか知るんだ。でも、広い意味で言えば、それって…僕の人生だったんだ。遺伝的素因があったんだ。信号線はトリップして、一旦神経回路が繰り返し焼けたら、それってもはや行動ではないんだよ。でも僕は分かってるんだ。それが僕にとてつもない安心感を与えてくれるって。つまり、君がめちゃくちゃになったり、もしくはめちゃくちゃになった家庭から来たら、それを潜り抜けたら、何らかの形で僕らの社会を全身させる良いチャンスがあるんだ。まさにその通り。
S:面白い。君は逆境が大きかったから。君がどん底にいた時に演技への興味を失っていたと読んだことがあるんだ。実際に辞めようと思ったことはある?
R:(笑)今日?
S:今日。
R:よし、今ここで、引退するって発表するよ。
S:だからこれに参加してるんだ。
R:「チャーリー」の後、辞めたかった。
S:そうしただろ。何で?
R:分からない。だって辞めるって言うのは楽しいから。僕のお気に入りの言葉の一つって「全員クビだ。俺も辞める」なんだけど、それって本当に敗北主義の気をもたらすんだ。それってとても居心地がいいし楽しいんだ。2つのことがあるんだ。恐怖を持って走っているか、意識していないか、希望を持って走っているか。日々、希望を持って走ってるんだ。物事は互いに積み重なって、ますます魔法のように魅力的で楽しいものになるんだ。それって、現実的な世界観ではないけれど、伝統的な物よりはるかに好ましいんだ。
S:僕はそれを実行してる。
R:僕らはだろ?ところで、僕は人間だ。誰もが手に届かないところにあるものを軽蔑することで興奮する。子供の頃、「僕は私立学校に通って、とにかくハンプトンに家を持ってる、ずば抜けて金持ちの子供にはなりたくない」って言ってた。
S:アルパカも飼ってて。
R:100%。で、僕は今、可愛らしい動物園に住んでる。
S:NYにいて、俳優になりたいと思っていた頃の、君のキャリアの初期について少し話したいと思う。君は高校を中退したね?
R:あぁ。1980年、NYのロチェスターを覚えてる。僕はスチュアート・ハンプルの”Alms for the Middle Class”という劇をしていた。僕はウォークマンで”No Jacket Required”を聞きながら自転車に乗ってた。「NY州北部、ジェバシアター、ロチェスター。これは僕にとってのセラピーだ。上手くやってる。かなりいい。昔の劇場の女優や退役軍人と一緒に出掛けてる。僕らは街を出る。ワクワクする。で、これこそ僕がやろうとしていること」と考えていたことを覚えてる。僕はエージェントがその演劇も見に来るようになったと思ってる。だけど僕は舞台芸術に興味があるって分かってた。、僕は子供の頃、父親の映画に出ていたからという訳ではない。僕が本当に最初に持ったバリデータについて話したいのだったら、サンタモニカ高校の美術教師のジェリソンさんだ。彼は僕がアッテンボローと出会って一緒に仕事をするようになるまで、僕が知るべき全てのことを教えてくれた。

また同じ話に戻るんだけど、というのも、僕らは暗闇と麻薬常習者と、刑務所の恐ろしいことすべてと、これは本当に素晴らしいことだから…マレク・カニエフスカは「レス・ザン・ゼロ」という映画の監督をしたんだ。カニエフスカはスタジオシステムをとても嫌っていたから、「レス・ザン・ゼロ」の演出を終えた瞬間、彼は立ち去って、映画が上映される頃には、映画のメッセージやハートや奥行きがどうあるべきかについてスタジオの見方に決して惑わされなかった。彼は僕の設定についても非常に批判的だった。というのも、撮影準備に対する彼のプロセスは僕が今まで経験したものとは違っていたから。また、僕がセットに入った時、このテニスコートにいることになっていたんだ。僕の父に家に帰らせてもらえないか尋ねてね。「それって僕にとって大きな意味があるんだ。僕は全ての選択肢を使い果たした」って。そんな感じ。僕がセットを歩いた時、監督が全員に言ったのは初めてだった。「くだらないことを止めろ。静かに集中しろ」って。僕がやろうとしていることが、特別で困難になっていたからね。僕がそこに行きつくことが出来なかったら、基本的には彼らのせいになる。彼はそれを準備したから、僕は感じた。「あぁ、これは大事だぞ。よし、僕は自分の役目を果たさなきゃ」って。
S:彼は君に賭けたんだ。
R:彼は僕にいくつか賭けをした。そして僕がかなりイカれてるって知った。でも彼は僕の才能を信じた。その瞬間、僕は0から60まで僕を動かすようなシステムを開発しなきゃならなかった。それでみんな僕がそれを感じるまでただ立っておかなきゃならなかった。それって重要だ。素晴らしいシェフのようなもの。2つの最も重要なことは、緊急性と細部へのこだわりだ。緊急という感覚がなければ、映画業界で生き残ることはできない。というのも、それを感じるまで、みんな112時間もそこにいられないから。1日12時間労働だ。だからその瞬間、僕は考えた。「よし、20代前半から半ばにかけての、僕の小さな中途半端なシステムって何?」って。ぼくはそのことを考えた。そしてこの質問で終えた。「どんな父親と息子でも、互いを結び付けて理解することができるのか?」。5秒後、僕はそのシーンをやり終えた。その後、どうしてそれを使わなかったについては分からない。それを新たに繰り返し使った時代があった。でも、パートナーシップについて話すと、外側からジョディーは僕の仕事によって部分的に助けられるかもしれない僕自身の人生について、何かを見出すのを手伝ってくれたんだ。一方、マレク・カニエフスカは、シーンの中で、信じられない程、信じられないことを思いつくためのスペースを僕に与えてくれて言ったんだ。「緊迫感があって、細部に注意を払う必要があるが、今は世界を止めてるから、モノを掘り下げて持ち運べるぞ」って。僕は決して忘れないよ。
S:わぉ。興味深いことだ。僕らは完成品を見るけど、NYでの苦労話や実際どのように理解しようとしていたとか、実際どのように行われたとか分からないから。
R:まぁ、これはどんなビジネスにでも突入しようとしている誰にでも価値があることを願ってるよ。僕が学んだことは、生計を立てる商業的なことを作るのがあまり得意ではないということだ。僕は二度とできなかった。オーディションに行った。で、また、大胆な楽観主義になって、待合室で長いベンチに座ってる他のみんなを見て言うんだ。「君たち全員家に帰れるんだ。バックの中に入ってる。分かった」って。僕は法外なことでも何でもしようとする。これって何年も後に撮影したことを思い出したことなんだけど、大きな賭けのあるシーンの一日の終わりの直前に、一発勝負のマジックアワーに。彼らが「回して」と言うだろ。で、僕は言うんだ。「店で必要な物がある人はいる?」って。(笑)でも、商業的なオーディションでは、「大丈夫、僕はここにフィットしないんだ」って自覚してた。そう呼ぶことで2年間拒否してた。学校を終えて、青春期から成人期に突入して、「これって僕が一つのレベルでどれくらい能力があるかってことだ。で、ほとんど全てのレベルで、能力が不十分なのかってことだ」
S:君は商業的にフィットできなかったことについて話してる。君は「サタデー・ナイト・ライブ」に1年間出演してたんだね。知らなかった。
R:あぁ。そのことについては僕も最近よく考えるんだ。
S:マジで?オーディションについて覚えてる?
R:あぁ。アンソニー・マイケル・ホールと長年にわたり親友のままでってことは、僕にとって非常に幸運だ。僕らは丁度数日前に文字通りぶらぶらしてたんだ。僕らはどうやってショーの緊張をほぐしていたかとか、その年がどんなだったか覚えているか、友人のディレクターに任せたんだ。アンソニー・マイケル・ホールと僕の間で、実質的にそれがどうやって起こったかとか、そのシーズンはどのようなものだったか、繋ぎ合わせたんだ。
S:「サタデー・ナイト・ライブ」の伝説のほとんどは、寸劇とスタンダップを切り抜けた人たちだ。
R:あぁ。ジョン・ヒューズの映画に出会ったから、「ときめきサイエンス」を成し遂げたんだ。僕は「あぁ、それに参加してるんだ」って少し経ってから気づいたんだ。それから、アンソニー・マイケル・ホールは、より大きなことをしていて、彼がキャリアにおいて次にやりたいことについてのクリエイティブな決定をしていた。だから僕らは友達になったんだ。ある意味、彼が僕の最初のジョン・ファヴロだった。彼は僕に言ったんだ。「俺はSNLをやる。俺はお前にオーディションを受けさせるぞ。で、お前もショーに出るんだ。あいつらは俺たちがいるからラッキーだ」って。
S:オーディションでは何をやったんだい?
R:本当に馬鹿げたことさ。シャツを頭の上に引っ張り上げて、ボデガの経営者の役をいくつかやった。他の役もやった。イギリス人で、頭の上にテープを付けたがるやつ。本当に怪しいし、かなりアバンギャルドだった。
S:良い印象を与えられた?
R:いや、印象を与えられるわけないさ。僕には真似する人たちにいくらか尊敬してるんだ。スキルを伸ばしたいなら、それはスキルだと思う。僕らが手の届かないものに対して憤りを持つようにね?僕は上手なモノマネ芸人ではないよ。

S:全くつまらないな。(笑)
R:センスがないとゴミ同然さ。
S:君が舞台のステージに立って、ロルネが観客のなかにいるような古典的なオーディションだったの?
R:僕の間違いでなければ、テーブルに何人かいた。僕が入ると、僕の瞬間になった。僕はいくつかのことをした。いくつか笑い声が聞こえた。頭を掻いている人もいた。で僕は出て行った。「あぁ、楽しかった」って。で、数日後、「ゴールデンタイムの演者になる準備が出来てないよ」って。
S:若い頃、ファンだったの?ベルーシ(SNLを確立させた第1期メンバーの中心人物、ジョン・ベルーシ)の時とか?
R:もちろん。それを見て育った。
S:それが起こった時(=SNLに出演した時)どう思った?
R:多くは考えられなかったさ。自分が出来ないことを多く学んだ年だった。僕はキャッチフレーズを思いつくような人間ではなかったし。感動するような人間でもなかったし。僕は矢継ぎ早なスケッチコメディには非常にふさわしくなかった。低級な観客と同類ではなかったんだ。僕は即興グループの一員ではなかった。「わお、マジで難しいな。山のような仕事」って感じだ。だけど今日に至るまで、持つことが出来ない刺激的な90分はないと、まだ言えるね。それがいいにしろ悪いにしろ。ただ素晴らしかったよ。
S:興奮した?それとも恐ろしかった?
R:若いというのと同じで、「ただの爆発さ」って感じだ。穴居人の衣装を着て、セットからセットへ走るんだ。それから宇宙飛行士の衣装に着替えて、で、突然モニターの傍に立っているデイヴィット・ボウイにぶつかるんだ。というのも、彼とベルーシは仲間だからね。で「一番クールな土曜の夜だ!」って。で、彼は「よくやった!」(イギリス英語のアクセントで)って。90分間、そんな確認を得るだ。だって君はスタンドアップな奴じゃないから。今までで一番最悪なキャストだったって後になっても言わないから。それももう一つの嘘なんだけど、それをやろうとするのはとっても難しいから。リアルタイムのストレスと興奮に参加できるってだけで、多くの信用を得るんだ。
S:マジか。解雇されたのを覚えてる?彼らがどうやって君をやめさせたか覚えてる?
R:まず第一に、ちくしょう、僕はクビになってないよ、サム。
S:分かった。(笑)僕は君がクビになったんだと思ってた。
R:僕はマジ、クビになってないよ。クビになってないって訳じゃない。
S:君は辞めたんだ。他のみんながクビになった。
R:他のみんながクビになったんだ。で僕は「お前は何を知ってるんだ、お前は全員クビにした。で僕は辞める」って言った。ロルネに聞いて。多分彼は僕に戻って来てほしくなかったさ。知らないけど。でも僕には勝算がなかった。僕は映画やほかのことをやろうとした。僕はNY出身だけど、ロングアイランドにいることを除いたら、西部ではずっと快適に過ごしてるよ。「ロルネ、カリフォルニアに移らないか?僕にとって良くない?で、チャップリンの草稿を読みたくない?」って言った。いや、今から5年後さ。大胆だな。
S:君はかなり若い頃からキャリアを始めた。
R:かなり若かった。
S:オフブロードウェイも若い時にやった。
R:あぁ。16か17の時さ。さて、他に何かある。労働観について話すとか。グランジが流行る前は、彼らは僕を「ニルヴァーナ」って呼んでた。というのも、僕は毎日劇場に最初にいたし、ショーが始まる1時間15分前に到着しなければならなかったんだ。僕はストレッチして、他のみんなが来る前までに、ステージ枕に座って瞑想していたんだ。もしくは瞑想しているように見せていた。で彼らは「あぁ、ダウニーはまたニルヴァーナにいるぞ」って言ってた。彼らは入って来て、メイクをして、僕らはショーに出るんだ。さて、誰がエージェントを獲得したと思う?
S:最初に姿を見せてた奴。
R:ニルヴァーナ。
S:君はそうやってエージェントを獲得したの?演劇で。
R:うん、まあ。
S:演劇のことは覚えてる?
R:あぁ。”Fraternity”って呼ばれてる。エージェントは、僕が後々もっと大きなエージェンシーに行くことになった時に失望させてしまった、若い女の子だった。彼女は批判的な子だった。彼女の名前は覚えてないけど、彼女にはおそらく補償やそのようなことの借りがあるだろうな。僕は多くのエージェントに償いという借りがある。全部ここでやりたい。ちくしょう。僕の勝ちだ。あぁ、ところで、ゴメン。
S:(笑)当時、他の100万人の俳優と競っていたように感じた?それとも違うの?
R:ええと、今は時代遅れの作品さ。振り返ってみると、多くの才能や一隊の先を走っている多くの人がいた。誰が何をやるかということが少し細分化されていた。僕は18歳になるまでに、ミュージカルの劇場について少し知っていた。歌と踊りについても少し知っていた。ドラマやコメディについては少しだけよく知っていた。僕は大胆に拒絶ということに立ち向かう方法と、群衆の中に入って目立つようにする方法を知っていた。僕がそんな情熱的な芸術家だからではなくて、文字通り仕事が必要だったから。僕のスキルセットは、人々が本当の仕事と考えているものと、実際にやり取りするところでは、ちょっと制限されるんだ。だから僕は実際、かなりの量の仕事をしていた。
S:テーブルの給仕をしていた?
R:僕は良いウェイターには絶対になれなかったよ。僕は皿洗い。靴屋で働いた。ナイトクラブで働いた。それから…プレスサンドを作るのを何て呼ぶ?
S:あぁ、パニーニ。
R:パニーニの店…僕はサンタモニカのThrifty’sで働いてた。今は確かRite Aidか何か。僕はThrifty’sでアイスクリーム売りだった。僕はThrifty’sに大きな償いをしたい。規則的に在庫に関与している間、僕とレノとリードはは詐欺を働いていたから。レジ業務の追跡を本当に知る前の事だけど。僕には盗癖はない。けど、窃盗のシステムに気付いていた。でも僕は仕事の倫理観でそれを補ったって言いたい。僕がアイスクリームを作る時、15セントだと思ったから、25セント…

S:あぁ
R:ちなみに大変だったよ。Bレベルのアイスクリームさ。基本的に、一般的に、人間の消費に適しているけど、偉大な乳製品ではなかったのさ。僕の両腕は1年間、ミルク臭かった。Thrifty’sの顧客として、最高のScoop Du Jourが僕が君に与えらられることさ。
S:貧乏だった時代はある?
R:もちろん。僕は確かに、これまで目的を達成したことや金銭的にうまく機能していた家族の中にいるってことを思い出したことがなかったってことさ。
S:だから君の両親は、君が裕福だろうと思ったことは一度もなかった。
R:いいや。僕らはバラ色になったこともあったし、一文無しだったこともあった。
S:今はどう干渉してる?
R:いいや。僕には貧困という考えはないよ。
S:君は「アイアンマン3」の後、それを完全に打破することが出来た。
R:いや、まず初めに、僕は生まれながらに不精であるってこと。やる気があったんだ。自由にできる物は何もないから、一緒になって自分で作ろうって。
S:そうだ。僕らはそれを共有してる。僕は僕の不精さは仕事に影響を与えていると思うんだ。
R:そうだね。そう言ってくれて嬉しいよ。というのも、僕らはこれ全てのことや影響について話してるから。僕がしたいのは、前進すること。自分のことをする方法を君は見つけたんだ。
S:さて、君は君の方法を見つけたから大丈夫。
R:僕は成長パターンに着目してる。うまくいけば、常にもっと深く掘り下げれるし、「僕は何に対して突き進む気があるんだ?」って。それは僕自身の抵抗、僕自身の無知、僕自身の不精さ、僕自身に対する信念尾欠如とか何でもありさ。成長して、僕はボブ・ダウニーの子供だったんだ。僕の父は、驚くべき、革新的なカウンターカルチャーな、アンダーグラウンドな映画製作者のままだ。彼は他の多くの映画製作者やものに影響を与えた。そして僕も当然のことながら、執筆や演出に踏み込みたいって願望があった。僕の父は、これは僕にとって非常に重要なことなんだけど、次のように言ってる。「誰もが演じれる。監督することができる者もいる。でも誰も執筆はできない」
S:素晴らしい。
R:そうなんだ。だから、僕は成長した時、最高の創造性は…君は作家か否か?もし君が作家なら、君は誰も出来なかったことをやってるんだ。もし君が監督なら、ある種の恐ろしい空気の中にいるんだ。もし君が俳優なら、誰もが出来ることをやってる。事実を正直に受け入れよう。
S:君はまだそういう風に感じてるの?
R:その辺にいるまぬけをよこしてくれたら、36時間以内に映画スターにするよ。
S:やってみて。
R:よし、例外はあるけど。ごめんよ、サム。真実じゃない。言うまでもないことさ。
S:さて、僕らは2,3週間前に話した時、君はこのマーベルのことが終わりになったので、する機会がなかったことを何かしようとしているって言ったね。
R:現実的には、一言で言えば、クリエイティブ的に満足できる、信じられないくらいの10年間を走り続けてきたんだ。かなり大変な仕事だったし、僕は非常に深く掘り下げたんだ。同時に、全てのことに代償とマイナス面があるっていつも認識しなければならない。僕にとって、それは僕のゲームとピントを上げなければならなかったってこと。何よりも家族がいる。でも僕は「今後の僕のクリエイティブと私生活は何?」という新しいフロンティアを探求することを強要されなかった。僕にとって、君が今いるところに先んじていることはいつも良いことなんだ。それが起こっても何も起こらないからね。先日も誰かに話してたところだ。「今から5年後までは、今、何が起こったかさえ分からない」って。
S:そうだね。
R:だが、君がそれを見て、「あぁ、2019年の春、大きな転機になる。僕は精神的にそれを乗り越え始めるべきだ」って。だって、僕は比喩的なK-Holeが嫌いなんだ。折りたたんで抜け替わるような、そんなすべてのことが嫌いなんだ。だけど、それって常に、ある段階と次の段階の移行期にあるし、そこでは人はバラバラになるんだ。だから丁度僕が、父であり、夫であり、市民になりたいのと同じように…大まかに言って、道に目を下げて、「その後、何が起きているか理解しなければ、無責任だ」って。だからその一部には依存性があるってこと。
S:君は今、移行中のように感じる。
R:100%。で、確かなことのように感じる何かへの依存はいつもあるよ。それはこれまでに僕がトラストファンドキッズになりそうってことが一番近いことだ。また、ベル形のカーブのような現実があるんだ。
当初、トニー・スタークとマーベルの世界を創造し、結び付け、相乗効果を発揮することで、そしてちょっと離れてクリエイティブであることで良き会社側の人間である一方、彼らが言うように、オーナーは彼らをペットのように見始めたんだ。時折、僕はそこから引き戻るんだ。「よし、やめて。この乳首の原型を取らして。どこに立っているか見せて」って。本当に弄ばれているように感じるし、本当に精神的に疲れ切るんだ。
S:「次は何をする?」って言うのは少し変に感じるはず。
R:そうなんだ。まぁ、こういうこと。僕はジェリソンさんとサンタモニカ高校に戻るよ。最初に劇場芸術で学ぶことは、審美的距離だから。今やってる劇ではない。僕は「オクラホマ」のウィルではない。探偵小説の警官ではないんだ。パチーノとデニーロの頃の風潮と真逆なんだ。それって「いいた、君にはまだ戻って来れるスペースがあるんだ。だけど、70ポンド入れて棺の中で眠らなければならないんだ」ってこと。で、ジェリソンさんは「全ていいし素晴らしい。審美的距離だ」って。
仕事の一つさ。というのも、僕らは、糖蜜の中にがっぽり漬かって、傷ついている僕らを癒すようには、演劇をやってないからさ。だから僕にとって、翻訳してみると…「僕の仕事じゃない。あのスタジオでやったことじゃない。このキャラクターを演じるのに過ごした期間じゃない。そして、僕らの子供がなりたかったから引き込んだんだ」。「いや、いつもサマーキャンプに行っていたんだ。僕らは手を繋いで、クンバヤを歌ってる、だろ?」だが、違う。そこから抜け出すんだ。
S:僕はその移行の危険性を理解できるな。で、ジョディ・フォスターの手紙の別の応用も見れる。「チャップリンから学べ。そこから学べ」
R:100%.僕にとって、マーベルとの契約の終わりは、完全に180度ターンすることなんだ。トニー・スタークは、絶対的に自己中心的で、彼がこれまでに費やしたよりも多くの金を持っていて、精神的に死んでいて、コミュニティに奉仕する立場になるという考えを持っていない奴として出発するんだ。ドーン。で、最後には、最後のアーマーは、あれを使って生き残るようにデザインしてなかった。最初のアーマーは「これは私、私のエゴ、そして私の貴重な骨組みが、この洞窟から抜け出して、おそらく騎兵隊が来れる砂漠に連れて行ってくれて、ばかげた人生に連れ戻してくれるだろう」ってこと。最後のアーマーはこういうこと。その仕事をするように、そして乗り越えられるようにデザインされていないんだ。偉大なジョセフ・キャンベルの神話だ。究極的に、偶然のヒーローと呼ばれることを拒否するところから出発し、最後には
家族がいるにも関わらず、人生を究極の犠牲にするんだ。そしてコミュニティは繁栄するんだ。それは僕にとって「OK、分かった。みんなの人生だ」ってね。僕にとって特別なことではない。でも、それを取り込めずに、昔の振る舞いに後退しないよう調整を進めることができなければ、本当に残念だ。「で、次の僕の大きなフランチャイズは?」
S:あぁ、だってそこでゲームに負けたんだから。
R:おそらく、そうだね。僕はいい子とは言いたくないから、でも…。
S:僕も言えない。
R:ありがとう。でもよいことには、自分に期待されていることをやりたいということではなくて、フィードバックに耳を傾けることであり、そのことが意思決定のプロセスで指針になるということではないんだ。時々少々気が向かなくなるけど。みんな「よし、彼は「アイアンマン」を終えたんだ。次に彼が何をして、どう戻って来るか見てみよう…」って。で、僕は「分かった。ちょっと待って。いい子が以前やっていたことに戻るのかい?だって君たち…」って。いいや、本当にどういう意味?素人は外野から言えるだろ。「やぁ、分かった。本当に大したことだ。などなどなど…。興収、Rotten Tomatoed。みんな君が好きだ。君を好きな理由じゃない。みんな好きだ」ってね。僕が誰かを好きなのは、あまり投影するのではなくて、兎に角始めたことをやっていることが本質的に好きだからだ。
S:そうだ。君は君の業績ではないんだ。
R:残念ながら。でも、同じことだろ?
S:あぁ、でもプレッシャーも取り除く。
R:勿論。君とこの番でね。僕はOff Cameraで沢山の人と出会った。「わお、彼らは厳しい質問にも本当に答えた。本当にこのことについて見解を持っていた」って。僕は?僕は口を開いて、いくつか物語を語った。僕は自分自身を楽しませようとした。だけどオープンで正直だった。2人のやり取りに手を伸ばしていくのはとても簡単さ。「僕が目撃していることにマジで感心してる」ってね。「それも何かの一部だと思う。良いファンでなければ、良い俳優になるのは難しい。芸術の擁護者ではないから」
S:ええと、君が他の人間に興味を持ったり知りたがらないのなら、君は良い俳優に慣れないと思う。
R:そうだね。僕は他のものに興味を持っているけど、それで十分さ。
S:それこそ、僕が君と一緒に仕事をするのを楽しむ理由さ。そして僕は君が仕事をするのをとっても楽しんでいる。君は全てを動かす謎を解こうとすることに、素晴らしい時間を費やすんだ。君はただ鏡を見ているだけじゃないんだ…。
R:まぁ、いくつかあるけど。”Bobby Two Cups”とか言わないで。
S:(笑)実際、”Bobby Two Cups”と呼ぶことすらないよ。奥さんのスーザンの話で終わりましょう。実際のところ、君がスーザンに出会う前、君と僕はスケッチャーズの仕事で会ったから、僕が彼女を連れて来たんだ。
R:そうだ。ところで、仕事が必要だった?税金と手数料を払った後、金の88%がIRSに使われていたことを知っておいてほしい。いつも父が僕に警告していたようにね。話すのが遅れていたから、彼らに与えることが出来て嬉しい。そう、その仕事で出会った。
S:そうだ、それは前のスーザンだ。で、次に遊んだ時、君は彼女に出会ったばかりか、始まったばかりだったと…。
R:彼女のシステムに侵入。
S:そう。で、僕は彼女についての手紙を読むまで知らなかったんだ。彼女は高校の総代だった。僕は彼女は構造化された、依存の経験も歴史もない信じられない程組織的な人だと理解できなかった。
R:いいや。よかった。
S:僕は彼女が君を2回も断ったことも知らなかった…。
R:うん。
S:彼女について一つだけ質問するとしたら…彼女はあなたの中に何を見ているんだ?いや、彼女の何に惹かれたんだ?というのも、彼女の前に君が選んだ選択肢の多くは、自己説得力がなかったから。
R:あぁ。100%。で、僕は今日、ここに来る前に僕の精神科医と話したんだ。いつものように、その日の話題はいつもの話題さ。僕らは何をしているか分からない時、何をしているか本当に分からないってこと。
それに慣れれば、酷い結果にショックを受けることが少なくなる。検証や師匠や危機的な時に僕と一緒にいた人たちのことを話したい。僕は何人かの男性の監督について述べた。誰かを見つけて、意味もなくお互いを得た時には、彼ら全員はパートナーシップのパワーに及びもしなかった。で、このことから、全てのチップを換金して言うんだ。「僕らは難しいことをしようとしている。関係構築と呼ばれていて、同じ業界にいることだ」と。それが全て。でも、人生の最大の謎さ。全ての創造性は、正しい関係についてということだろ。
S:そうだ。
R:連想思想家がいる、シーケンシャルな思想家がいる、そしてみんなその注釈の上でだいたい倒れてるんだ。僕らの間では、対話と議論のクリエイティブな原動力があるんだ。僕にとって、ただの自己啓発だ。というのも、彼女は僕の人生とキャリアに入れる唯一の人物であり、釘付けにすることができる。で、僕はモニターも見渡している。すると彼女は言うんだ。「ガム食べてるでしょ。ガムを出しなさい」って。とか何でもいい。彼女が僕に検証を与えないわけではないよ。彼女は他の人がやったことはしないんだ。つまり、彼女は僕が世話されて、認められて、償う必要があると思ってないんだ。僕にはあれこれ必要なんだ。
S:彼女は君を子供のように扱わないね。
R:そうなんだ。
S:君が彼女を見つけた時、君はダークサイドのセクシーさよりも価値がある何かを見つけたんだって僕は理解してるんだ。
R:そうそう。でもセクシーさ。
S:彼女はある種の方法で、君の人生を救ったって言っていい?
R:あぁ、本当に、どんな偉大なパートナーでもスペースを保持してるし、一種の慈悲深い無視で君自身を争い事から追い出すことが出来るんだ。「君のためにこの仕事はできない。だって、信用してもうまくいかないから」って。君は正しいかもしれない。彼女に出会わなければ、僕はオーハイで完全に死んでいたかもしれない。でも再び、本当にクールなことなんだけど、仕事の中で、私生活において、これを父親としてやろうとしているんだ。硬くならないように。僕は他の誰かが頼りにしたり、深く信頼を守るために、自分のスペースを保持しようとしている。もし僕が完全に信頼できるなら、もし僕の言葉が絆だったら、もし僕がおしゃれをしたら、何が現れても、僕を頼りにすることができるんだ。他より多くの自由を与えるよ。僕の矛盾やノイローゼや必要性に絡む必要はないからね。僕が言いたいのはこれ。これだよ、相棒。決定的だ。どちらかと言えば、映画が僕の人生を救ったんだ。彼女は『ときめきサイエンス』を見たからね。当時、僕はすきっ歯だった。で、彼女もすきっ歯だった。80年代後半にしたことだからね、それを教えてもらって、二人とも緊張がほぐれたんだ。誰もが隙間を埋めなければならなかったし、誰も君を好きになるつもりはなかった。だけど彼女は『ときめきサイエンス』を見て、僕について最初に思ったことは、「うわー、彼って私みたい!彼ってすきっ歯だわ。私もすきっ歯なのはいいのよ」ってこと。
S:ホント?
R:あぁ。
S:彼女、13歳かそれくらいの時?
R:そう。最高だろ。
S:さて、君は幸せな男だよ。
R:そうなんだ。エピソード437で戻って来ていい?
S:もちろん。
R:よし。それまでに全部一緒にすべきだったな。
S:これをしてくれてありがとう。5人目と200人目のゲストとなってくれてありがとう。番組を正当化してくれてありがとう。
R:ありがとう。愛してるよ、兄弟。得意なことに一役買ったんだ。賛辞してくれるだろ?君は実際、かなり上手いんだ。
S:ありがとう。
R:大丈夫さ。超魔法みたいだったさ。

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